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Special Issue

Arclinea debut in tokyo

アルクリネア─ついに日本上陸
2022.01.19 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●アントニオ・チッテリオが80年代からデザイン

アルクリネアのプロデューサーは家具、インテリアデザインの大御所、アントニオ・チッテリオです。そのキッチンデザインは一流の家具に並ぶものであることはいうまでもありません。アルクリネアは1816年に木工房として創業。それまでも料理を重視した「シェフズキッチン」の企業理念を掲げていましたが、1986年にアントニオ・チッテリオをパートナーに迎えてからは、そのコンセプトが具体的に製品に反映されるようになりました。その代表モデルが「イタリア」という名前の、料理重視のアイコニックモデルです。

2021年の11月にもアイコニックモデル『イタリア』の変わらぬコンセプトをアルクリネア本社でレクチャーしたというアントニオ・チッテリオ氏。

私がアルクリネアをすごいと思うのは、実は現在のモデルも80年代当時からベースと思想が変わっていないということ。同社のアイコニックモデルであるキッチン『イタリア』は1986年にチッテリオが発表した、プロの料理人が使いやすい家庭用キッチン。そのコンセプトは今なお不動です。

アルクリネアを選ぶ顧客は、自宅にシェフを招いてプライベートパーティを行うような上流家庭が中心。別荘やセカンドハウスなどで愛されてきたモデルです。調理動線をこれほど美しく見せるデザインは、他のブランドでは見たことがないと言っていいほどです。

金色の斑が走る天然石カラカタゴールドに12mmの水返しをつけたワークトップ。スライドできる黒い水切りボードはペーパーストーンという特殊な素材でつくられています。中央はニューポケットシステムという収納システムでキッチンツールや調味料をしまえます。

アルクリネアではそれぞれのモデルを流行で改廃することはほとんどなく、一度発表したモデルを時代に合わせた素材で仕立てるなど、「ロングラスティングデザイン」をコンセプトに長く使えるデザインを確立しています。たとえば上の写真は2020年代のアレンジ。天然石ブームの今のインテリアトレンドを反映させています。

アントニオ・チッテリオが今なお一貫してすべてのモデルのデザインを担当。30年かけて、不変のモデルを丁寧に開発しています。キッチンブランドとして“文脈が明確”だと私が感じるところです。

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