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Special Issue
Arclinea debut in tokyo

アルクリネア─ついに日本上陸

2022.01.19 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●困難な時を経ても、ホスピタリティはそのまま

そして2021年9月、コロナ禍の中、取材に出かけたミラノで、私は変わることなく、朝一番にアルクリネアのショールームを訪ねました。料理人の姿はありませんでしたが、キッチンには慎ましくも変わらずお菓子やコーヒーカップが並べられていました。コミュニケーションマネージャーが、「ボンジョルノ、よくきてくれたわね。まずはカフェをいかが?」と声をかけてくれました。変わらぬホスピタリティにほっと胸を撫で下ろしました。

今年はボタニカルとの調和もテーマとしていたアルクリネアのミラノショールーム。赤い扉が新鮮です。

アルクリネアは2018年から、デザインホールディングスという持株会社の傘下に入り、家具のB&Bイタリアやマクサルト、アズセナ、照明のルイス・ポールセンやフロスとグループ化し、ラグジュアリーブランドとしての地位を確かなものにしています。

東京でも、イタリアと遜色ないキッチン空間を体験できるアルクリネアフラッグシップストア。

イタリアではすでに200年以上の歴史を持つアルクリネア。その醍醐味はキッチン空間を体験できることにあります。東京のフラッグシップストアではイタリアと遜色ない体験が用意されていると感じました。

「アルクリネア」を一言でまとめると、プロの一流シェフをプライベート空間に招かれるような方におすすめのキッチンブランドです。東京のショールームでは専門コンシェルジュが、3フロアの空間をゆっくりと案内しながら、アルクリネアの歴史や背景を丁寧に説明してくれます。ほぼ1日1組しか予約が受けられないのはそんな理由から。ぜひ事前予約の上、しっかりと時間をとって訪ねてみてくださいね。

 

取材・文/本間美紀 Miki HommaJournalist

早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「人生を変えるインテリアキッチン」(小学館)、「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

Arclinea Flagship store
アルクリネア フラッグシップストア

取り扱い:アルクリネア(イタリア)
所在地:東京都渋谷区神宮前4-32-14(受付)
営業時間:10:00~18:00(完全予約制)
休:年中無休 ※年末年始、アドヴァングループ夏季休暇を除く
TEL:03-3475-0194(アドヴァングループ受付)
アクセス:原宿駅より徒歩約5分
https://www.advan.co.jp/

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