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Special Issue

FILE

03 FILE[ファイル]
2020.01.31 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●依頼主とファイルで“チーム”になる

─ファイルのはじまりについてお聞かせください

「1991年、23歳でファイルを創業しました。京都で木の家具を作る工房をベースに始め、オリジナルの家具やインテリアのスタイルに合うキッチン、洗面台、作り付け収納なども製作するようになりました。今では室内ドアやパーツなどもひとつひとつ製作したり、リノベーションや新築、店舗、オフィスなどのデザインも行っています。その他、輸入家具やファブリック、照明なども販売しており、現在は日本と北欧のテイストを合わせたスタイルもファイルでは人気です」

─ファイルのキッチンや改装プランは、どんなプランナーが対応されるんですか?

「新築、リノベーション、キッチンご希望の方は、最初に私が接客します。まず、ご家族構成とどんなライフスタイルをされているかを伺います。プランニングにあたってお住まいを見に伺うこともあります。地域にもよりますが、それが一番早い場合もあります。焦っていらっしゃる方は“迷い”が多いことがあり、その時はきちんと整理してまとめます。その後、最終案まで詰めて、設計や施工のスタッフが担当につきます。私を含め、お客様、スタッフで一つのチームになるような感じです」

─「きちんと整理して」という言葉に石川さんの道すじをつける力を感じます。

「うちのお客さまは施工事例を参考にされることも多いです。収納での取材も多いのですが、インテリアとして雑誌、ブロガーさんなどに取り上げていただくことも多いので、自然と同じスタイルを好まれる方が多くなりますが、できるキッチンはやっぱり一つとして同じものはありません。タイルやセラミック、ホーローなど素材感のあるパーツが人気で、木材はウォルナットが人気ですね。鏡面塗装などあまり派手な仕上げは好まれません」

─キッチンプランのお話はどんな風に始まるのですか?

「デザインにおいてはまずはお好きなものやイメージを伺います。ヴィンテージやアートや骨董、柳宗理のキッチンウェアが好き、ファイヤーキングが好き、とかお好きなものに合わせて考えます。好きだけど具体的に詰められない。そこをお手伝いするのがファイルのチームですね

手の込んだ重厚な木の扉(左)、明るくライトな木の扉。同じ木でも違うテイストを使う人の個性に合わせて「お仕立て」してくれます。左のモデルは特にこれまでも人気があったスタイルだそうです。

─キッチンの制作はどうしていますか?

「京都に自社工場があり、協力工場も創業当初から長年お付き合いさせていただいているので、ものづくりの現場にもお客様のイメージや要望を直接伝えられます。工場スタッフたちも長年同じ考え方を持って製作に携わってくれているので、材質の見極めや木目の向き、使い方などもファイルのスタイルがぶれることはありません」

─品質についてはどう考えていますか?

「オーダーの場合、新しく使用する金物や初めて使うパーツなどは、取付けができるか、不具合が起きないかなど、設計スタッフがひとつひとつしっかり調べ、ディテールについては製作スタッフがサンプルを作りながらデザインチームと一緒に考えたりもします。どの担当者もご注文いただいたキッチンや家具を長く気持ちよくお使いいただきたいという想いで丁寧に仕事をしてくれていますので、これが今のファイルを支えているのだと思います」

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