INTERIOR
Milanosalone2018 03

ミラノ必見家具ブランド新作18

2018.05.19 デザインジャーナリスト 高橋美礼 

13 B&B
その名も「Eda-Mame」。B&Bの新作シェーズロングは、枝豆からインスピレーションを受けてピエロ・リッソーニ氏がデザインしたそうです。有機的な形は確かに枝豆のサヤっぽいですね。

14 Cassina
ロナン&エルワン・ブルレックが手がける、カッシーナのコトーネシリーズにチェアとテーブルが追加。座面と背面が木製、天板は木か大理石。脚部はアルミの細いフレームというのが新鮮です。

15 Vitra
ミラノ市内の特設会場で巨大なコレクション展を開催したヴィトラ。イームズの添え木からミッドセンチュリー家具を経て最新作までを一覧して見せた会場は、圧巻、のひとことに尽きます。

16 Fritz Hansen
フリッツハンセンのショールームではnendoの新作チェア「NO1」が注目。9層の合板を使ったシェル部分と、23の木製パーツを職人技で組み上げる緻密な工程を想像させます。

17 Gubi
デンマークの家具ブランド、グビ。セルベローニ宮殿を会場に、ガムフラテージの名作「Beetle」に加わった新作や旧コレクションを交えて披露。空間づくりに圧倒された展示のひとつ。

18 Moooi
趣向を凝らした展示といえばモーイ。今年は絶滅した古の動物をモチーフに博物館仕様の会場を創出。カーペットや皮革の柄に展開して家具と組み合わせるダイナミックさ!それが魅力なのです。

 

取材・文 高橋美礼 デザインジャーナリスト
東京都生まれ。多摩美術大学芸術学科卒業後、企業勤務を経て、
ミラノ・ドムスアカデミー マスターデザインコース修了。
多領域のデザインに携わりながら国内外で取材し、編集、執筆を行う。
共編著に『ニッポン・プロダクト』(美術出版社)、
『2000万個売れる雑貨のつくりかた』(日経BP社)
『デザインの解剖 きのこの山』(平凡社)
『鹿児島睦の器の本』(美術出版社)
など

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[ミラノサローネ国際家具見本市]
今年で57回目。 今年はキッチンの見本市「ユーロクチーナ」が併催されます。ロー・フィエラ見本市会場で開催。2018年は43万人が来場。同時期に市街で「ミラノデザインウィーク(フオリサローネ)がありイベントが約800ヶ所以上で盛り上がる。
www.milanosalone.com

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