暮らしはアートから始まった

《My kitchenhouse》人気のコラボ連載「マイキッチンハウス」。2025年の「フル オーダー編」３回目です。

●始まりは２枚の温かなアート

壁にかけられた２枚のアート。奈穂子さんの住まいのイメージは、ここからはじまりました。ブルーやオレンジ、ピンクなど豊かな色相の中から、奈穂子さんは家具のイメージを決めていきました。

アートは柔らかな色彩を盛るように筆を佩く作風の吉田花子さんの作品です。

アートや個性のあるものに惹かれる奈穂子さんは、カッシーナのシェーズロングも当初はハラコ柄を希望していましたが、インテリアコーディネーターのアドバイスで、キッチンインテリア全体のバランスを配慮しました。「グッと抑えて、グレーをベースカラーにしたんです」と奈穂子さん。

ターコイズブルーのソファは角度がつき、2人の子どもと夫と過ごすリビングでは座る位置によって、視線の向きが変わります。寝っ転がれたり、会話できたり。そんな形の自由度が気に入って選んだのはカッシーナの「セングウボールド」。最新のモデルです。

暮らしの中心になるキッチン、ダイニングチェア、シェーズロングをグレーでリンクコーデさせ、中央の収納にトリュフビーチの扉をアクセントとしてもってきました。

Supported by kitchenhouse