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Special Issue

amstyle dream note 01

キッチンをめぐる少し未来のお話 
2019.10.01 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●僕の家づくりのこと

高橋「実は最近、家をデザインしたんです。キッチンもいろいろ考えました。ここに入った時も感じたんですが、僕はすっきりした“収まり感”が好きですね。すべてのものを壁に埋め込みたいと思ってしまう。冷蔵庫もレンジも露出しないタイプ。食器洗い機もビルトインです。研究室は散らかってるんですけどね(笑)」
清水「住まいやキッチンを考えるプロセスは、時に自分自身の思いもよらない一面を見つけることがありますね。実際ここにキッチンをつくりに来る方々はキッチンが完成する数ヶ月から数年のあいだに変化して成長して、ちょっとおこがましい言い方ですけどアムスタイルを卒業していく、そんな感じがしています」

高橋「実はピアノも、艶々の黒で目立つのが気になるのでグレーに全塗装して壁に埋め込みました」
清水「それはすごい。アムスタイルのキッチンの最初のインスピレーションも、実はグランドピアノでした。スタート当時は黒い鏡面塗装のキッチンを置いていましたね。空間の中に黒い凜とした塗装の大きな物体がある。その姿をキッチンという建築的なものに転じています。空間にピアノを溶け込ませようと塗ってしまう高橋さんのこだわりも理解できます」

高橋「クルーザーもデザインしました。一般に、船のキッチンはすごくうまく作られていて、揺れる船の中で食器が散乱しないよう、引き出しの中までキッチリ考えられている。例えばワイングラスをしまう引き出しの中にはグラスがピッタリはまるような凹みがあったり、カウンターのふたや収納の扉を閉めると、キッチンが消えてしまったかのように空間に収まるし、揺れても勝手には開かない。グッときますね」
清水「まさに究極のビルトインキッチンですね」

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