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Special Issue

German house as it is 03

ドイツの家―森の国が愛する木の床
2019.08.01 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●日常のケアまでが一つの流れ

オスモも床材と一緒に専用の掃除道具と洗剤まで発売しています。この3点セットを使うことで、木はずっと良い状態で暮らしの中で寄り添ってくれるという発想です。単なる掃除ではなく、木も肌のお手入れが必要なんですね。

ドイツの家は一つのサイクルだということをお伝えしましたが、思えばドイツでは生活道具もケアキットまで開発、販売する製品が多いです。

木の柄のナイフには、研ぎ石や柄の木部にしみこませる専用オイルがついてきます。ステンレスのポットも製品専用の磨き粉がセット。洗濯洗剤も汚れを落とすだけではありません。ウールやコットン、リネン、ジーンズ、Tシャツなど衣類の素材や用途によって洗剤が何十種類もそろっています。絨毯の会社が専用の掃除機を製造販売するケースもあります。いずれの目的も、本来の素材の力を引き出し、製品を長く心地よく使うためです。家だけではなく、そこで使う道具たちも、長い視野でのサイクルを宿しています。

私も15年前にオスモの塗料でチークの無垢の床材にオスモのクリアオイルを塗りました。サラサラとした足裏の感触に驚き、素足で歩くことが大好きになりました。スリッパは履きたくないのです。オスモの床材は専用のモップで自然由来の洗剤を使って拭くだけ。以来、化学洗剤は全く使わなくなりました。

自然と暮らすということはどういうことでしょうか?

自然の木の状態に近い無垢の木の床で暮らす。木の持ち味を生かしてあげるような仕上げ(塗料)を施す。

そのための掃除道具があり、家の中を清潔に保てるだけではなく、毎日の掃除が木のお手入れにもつながる。

床は長持ちし、味わいを深め、本来の木の寿命を超えて人間の暮らしと共生していく。

オスモの床を選ぶということは、たんなる内装材ではなく、一つのサイクルを暮らしに取り入れるということです。

ドイツの街では中世からの建物が、今なお住まいやレストランに使われている光景に出くわします。古いもの、時の流れに耐えたものを大切にし、「ありのまま」を生かしながら、未来へ進む。そんなドイツ人の哲学は、住まいにこそ最も生かされていると感じています。

以前の連載はこちらからも読めます

German house as it is 01 ありのままを尊ぶドイツの家

German house as it is 02 自然と暮らしを結ぶドイツの窓

ドイツの家の考え方を取り入れた住まいは日本でも実現できます。ドイツの家の専門建材を活用し、心地よさを実現した建築家による注文住宅はこちらをご覧ください

オスモ&エーデル ドイツの家

※          ※          ※

【ドイツの家のスタンダードーパッシブデザインの5要素】

[日射熱利用暖房/ダイレクトゲイン]冬に日射熱を室内に取り入れて室内暖房をします。建物の南側に大きな窓をつくることで、ぽかぽかと日光が入ります。「ドイツの窓」は剛性が高いので、室内に大きな窓がつくれるのです。

[断熱/ハイインサレーション]取り込んだ熱は断熱性の高い窓に守られます。ドイツの家の窓はトリプルガラス。外壁や床、屋根の断熱材も高レベル。

[日射遮蔽/ソーラー・ラジエーション・シールディング]夏の快適性を維持するためには、窓からの日射を遮蔽する必要があります。庇だけでは不十分という考え方から、外付けブラインドを設置し、日射と眺めをコントロールし、最大80%のエネルギーを遮蔽します。

[自然風利用/ベンチレーション]気候の良い時期の自然風はここちよいもの。その風を意図的につくることで排熱も行います。内開き内倒しのドレーキップ窓は通風に適した開閉方式です。

[昼光利用/デイライト]昼間の明るい光を照明の代わりに取り入れます。トップライトや吹き抜けを効果的に計画しながら明るい部屋がつくれます。

(参考資料/オスモ&エーデル ハウジング事業部 代表建築家 永木靖久氏)

Photos& Report  by Miki Homma  journalist 

取材・文/本間美紀 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「人生を変えるINTERIORKITCHEN」(小学館)「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

オスモ&エーデル ハウジング事業部
兵庫県三木市吉川町上荒川748-6
TEL:0120-72-1012
https://osmo-edel.jp/product/doitsunoie/
【 東京・兵庫県・名古屋に、「ドイツの家」のモデルハウスがありますので、お問合せください 】

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