ホテルライクハウスの知的なキッチン

《My kitchenhouse》人気のコラボ連載「マイキッチンハウス」。2024年「フル オーダー編」の第5回目です。

●帰宅するとほっとする、ホテルライクな空間

健康と美を司る医師であるかれんさんの家は、まさに心身の調和を考えたインテリアキッチンのある住まいでした。
まず考えたのは、家全体の居心地の良さでした。

「夫も私も仕事で日々忙しく暮らしています。子どもの教育にもしっかり手をかけてあげたい。そんな時、家はホテルのようなほっとできる場所、リゾートのような異空間でありたいと思いました」とかれんさん。夫婦共に職場に通勤し、帰宅した時は気持ちの切り替えができる。これが住まいの大きなテーマでした。夜はできるだけ親子3人で食事をする。これもかれんさんが大切にしていることです。だからキッチンもきちんとつくりました。

「ほっとする、好きな場所にするために考えたのがインテリアの素材のトーン。ずっと色合いのイメージを心の中で育てていました」。実はこのLDKは４０畳以上という大空間です。素材の選び方で雰囲気は大きく変わります。かれんさんはグレージュや黒に近いような濃いグレー、大理石の自然の風合い、そしてベージュ。いくつかの色と素材をインテリアにどう配するかを考えていきました。

Supported by kitchenhouse