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Milano Salone 2024 01
ミラノサローネ2024 結果速報
・人工大理石のカラーシンク
すでに多くのメーカーが中に色のついたカラーシンクを選べるようになっています。これ、ここ10年くらいで主流になりました。人工大理石シンクはワークトップと一体に製造でき、つなぎ目が少ないので、掃除がしやすく見た目がきれいなのが利点です。が、正直、パステルカラーのシンクってどうなのかな、と思うことも。(個人的にはシンプルに白が良いのでは)
人工(人造)大理石の自社工場を持つトクラス(旧ヤマハリビングテック)などが先駆けです。
・シンクと水栓の傑作
シンクの発達は、水回りから台所の発達した日本らしく、世界に類を見ない発達ぶりです。特に排水、、、、。日本のマダムの中には、この排水口にひじょ〜にこだわる人がいて、これ、マニアの世界です!クリナップはなんと排水口を水栓の下の奥ではなくて、サイドに持ってきた!しかも通常は奥に流れる水流が、一度手前に流れて両脇から吸い込まれるように消えていく。
水回りといえば日本ではやはりTOTO。バスやキッチンも作っています。家庭内の水の流れの研究施設も持つくらいで、私がTOTOらしい!と思ったのがこちらの細長い水栓。円筒形の細い水栓から、幅広く水が噴射し、少ない水で大きな鍋や大皿の汚れをサーーーッと手早く洗い流すのです。
水回りを本業とする会社らしいですよね。
この他にも水栓ではタッチレス(触らなくても吐水、止水ができる)タイプも大変人気があります。