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Miele×Asias50best 01

アジアのベストレストラン50
2017.03.21 キッチンジャーナリスト 本間美紀

和食の文化が会場を席巻

まず50の賞のうち、日本にあるレストランは9店が受賞。シンガポールやバンコクと並んで多いのが日本でした。日本以外の国にある海外の料理人による日本料理のレストランも数多く受賞。会場で、何人かのシェフに話を聞きましたが日本語ができる、和食の影響を受けている、日本で修業したなどという人が多く、日本食の文化がここまで強い魅力を感じられているのかと驚きました。

ミーレ・ワン・トゥ・ウォッチ賞に輝いたキムシェフ(写真下中央)の料理は、刺身など日本料理のアレンジも多いそうです。「日本で修業していた時、各産地の食材を大切にし、丁寧に扱う食文化を学んだ。韓国にも独自の食材があり、それを発信したいと強く思った」そうで、ソウルにTOCTOCを開いたそうです。

シンガポールの「ワクギン」(第20位)は、日本人によるモダンジャパニーズの店。スリランカのコロンボで受賞したレストラン「日本橋」(第49位)は、その名の通り、日本食レストラン。スリランカ人のシェフは日本で22年間働いて、日本食のレストランを開いて今回の受賞です。「コロンボではまだうどんも寿司も焼肉も一緒に出す和食レストランしかないけれと、いつか和食もそれぞれの専門店が広がるはず」と予測します。インドの「ワサビ・バイ・モリモト」(第46位)はムンバイのコンテンポラリー日本料理の店で、シェフはインド人です。

ベストシェフのガガンはプライベートランチの時に「福岡のラーメンや料理に影響を受けた」と意外なエピソードを披露してくれました。またその時に使われていた魚は、「築地から今朝届いたもの」と話し、日本食材を使うプレミアム感が伝わります。そのプライベートランチの様子は次回紹介しますね。

アフターパーティの会場には生牡蠣バーなども。

家具やインテリアの世界では、日本の文化はまだまだ「禅スタイル」やミニマリズムなど、一部の趣味として広がっているだけですが、食の世界では和食風のアレンジをすることが「キャッチー」な感じです。ヨーロッパ式のインテリアキッチンの良さと、日本の和食の考え方を取り入れた新しいキッチンが生まれれば、と思った夜でした(キッチンデザイナーさん、考えて〜!)

次回はドイツのミーレがこの賞に協賛する理由と、トップシェフのプライベートランチの様子をレポートします。

こちらから続きをどうぞ。

#Miele @Miele #asias50best #Worlds50Best

[以下はプレスリリースより抜粋]

・主催者の発表による日本のレストラン入賞情報

本年度トップ50入りした日本のレストランは、5年連続で「日本のベストレストラン」に輝いた「NARISAWA(6位、東京・南青山)」をはじめ、「日本料理 龍吟(7位、東京・六本木)」、「傳(11位、東京・神宮前)」、「レフェルヴェソンス(12位、東京・西麻布)」、「フロリレージュ(14位、東京・神宮前)」、「カンテサンス(18位、東京・北品川)」、「鮨 さいとう(26位、東京・六本木)」、「HAJIME(34位、大阪・肥後橋)」、「TAKAZAWA(50位、東京・赤坂)」の9軒です。昨年「注目のレストラン賞」に選ばれた「フロリレージュ」は、リスト初登場で14位にランクイン。

アジアのベストレストラン50のリストはこちらから見られます
http://www.theworlds50best.com/asia/en/asias-50-best-restaurants.html
取材協力:ミーレ・ジャパン www.miele.co.jp

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