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Lunch with best chef

アジア最高の料理人とのランチ
2017.03.23 キッチンジャーナリスト 本間美紀

キッチンジャーナリストの本間美紀です。 2月に開催された「アジアのベストレストラン50 sponsored by S.Pellegrino and Acqua Panna」のアワードレポートの第2回目。キッチンのヒントは食にあり、と出かけてきたバンコク。今回はドイツのキッチン家電がこのアワードをサポートする理由と、お待ちかねのミーレが主催のプライベートランチの様子を報告します。

受付の女性は美しいタイの衣装をまとって

●豪華なスポンサー陣の中にミーレ

美食家やジェットセッターの御用達レストランリストとして、知名度を上げているワールドベストレストラン50。今回はそのアジア版になりますが、世界のブランド企業がこのイベントをサポートします。

協賛企業の多くが食のブランドという中で、唯一キッチン業界から参加したのがドイツのミーレ社。どうしてこのイベントに協賛するのか。その理由をアジア統括マネージングディレクターのマリオ・ミランダ氏に聞いてみました。ミーレ社のトップ経営陣の一人です。

—このイベントに参加する理由は

「ミーレのキッチン家電は美食を提供するものです。このイベントのテーマはハイレベルなファインフード。世界の美食家たちにブランドに興味を持ってもらい、家庭で美食を提供する私たちの技術を知ってもらう好機になります。顧客は共通しています。良いレストランを日常の社交の輪に入れているような人と知り合えます。

直接的な商業的な効果ではなく、上質なコミュニケーション活動の一環としてここに参加しています。また世界のトップシェフとの縁も示すことができます。そして、素晴らしい料理は何よりも価値があることです。」

—ミーレ賞の選択の基準と理由は何でですか

それは主催者に聞いてください(笑)。ミーレはサポートはしますが、受賞者の選定に一切関わりません。審査員団がミーレのブランドバリューと品質にふさわしい料理人を選んでくれます。それによってわが社も自分たちがどう見られているかわかります。私たちの心や哲学に沿った若い将来性のあるシェフがいつも選ばれて、満足しています」。

ミーレの冠賞をとった料理人キム・テジョンさんの一皿は鱈を繊細にポーチし、半生状態でいただく魚料理。繊細な温度調整が味を引き出す。

—これからのミーレの方向性は

「テクノロジーが美食を具体的にサポートする時代が始まります。食材を感知して、どの産地のものか、どんな味のするか、調理温度や時間のベストはどこか、これを直感的に伝え、料理をより美味しくスムーズにするのが使命です。」

湿度を与えながら焼く「モイスチャープラス」機能のついたビルトインオーブンも日本で発売。上のパネルが開き、そこから水を注ぐ。

「特に日本人は品質に敏感です。また和食の評価は高い。日本人が良いといえば世界中から信頼を得られる。ミーレのオーブンやIH クッキングヒーターが提供するデリケートで正確な料理法も、日本では評価されるでしょう。その点でも日本の市場を大切にしています」

フランスパンなども焼ける高温でありながら、乾きすぎないのがモイスチャープラスの機能。

日本では、食器洗い機が有名で後片付けや整理整頓のドイツの印象が強かったミーレですが、今後は調理家電の分野に力を入れ、「美食家電」のイメージを伝えていこうというのです。

次のページではドイツ人女性の視点からの意見も紹介します

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