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Lunch with best chef

アジア最高の料理人とのランチ

2017.03.23 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●シェフの料理を家庭で再現できる家電を目指して

今回はドイツ人女性の視点からの意見を聞くこともできました。メヒトヒルド・ディアマン氏は、バリバリのキャリアウーマン。ミーレ社の全世界のマーケティングコミュニケーションを統括しています。

–ミーレ製品の持ち味はどんなところにありますか?

「ミーレ製品は女性に自由を与えた革新的な商品です。女性が家事や料理の支度、片付けに時間を取られますね。昔は料理人もメイドもいましたが、今はもちろんそんな時代ではありません。ミーレの食器洗い機やランドリーは操作しやすく、きれいに洗いあがりますので、女性はもっと自分のために時間を使うことができます」

「今は特に家で料理するのは、義務ではなく楽しみになっています。ですから、ただ使いやすいというだけではなくプロのシェフの正確でデリケートなレシピを家庭で再現できる調理家電というのが必要とされています。それがミーレの家電なんですよ」

操作部分のデザインを統一させ、キッチンのインテリアになじませる。実はこれは技術的にとても難しいことなのだという。

「スマートフォンのような操作感で、料理をコントロールできるMタッチというシステムを開発しています。おいしい料理がもっと簡単になります。ドイツではレシピ動画サイトと提携して、同じ料理が作れるようになります」

温度や調理時間を精密にプログラムできる。操作はスマートフォンのようにタッチ式。

「レストランに行くよりリラックスできるし、一般家庭の室内のインテリア性が向上している中、わが家の味を今回のシェフたちが提供するような料理のクオリティに近づけるのがミーレなんです」 家庭のキッチンと世界のレストランとの接点となるのが、これからのハイエンドな調理家電だとディアマン氏は力説します。

調理から後片付けまで、わが家をレストランに変えてくれるのがビルトイン家電。

次のページでは気になるシェフたちとのプライベートランチの様子を

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