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KITCHEN INSPIRATION 02
【後編】ゲームチェンジするビルトイン家電
食器洗い機、ハイブリッド調理(ガス+IH)、スチームオーブン。この3点セットの次にくるものは、バキュームドロワー(真空調理機)とインビジブルIHクッキングヒーターです。
バキュームドロワーはキャビネットにビルトインするガラスの蓋のついたボックスで食材をビニールパックにいれ、ヒートシールします。
肉や魚、果物が1週間ほど鮮度を保ち、味付けをした肉や野菜はそのまま低温調理も可能です。元はプロの調理法でしたが、多忙で栄養価の高い食事を手軽に食べたい家庭で、どんどん普及しています。これには私も驚きました。
「バキュームドロワーは真空保存で料理の幅が広がりそう」「卓上式とは段違いの圧縮機能を見てみたくなった」と、期待を寄せる言葉もアンケートの中にありました。
さらに、さらにです。時代が進むと「インビジブルIHクッキングヒーター」が普及してくるでしょう。これは「ネオリス」という大判セラミックのワークトップにIH加熱システムを仕込み、ワークトップの上で加熱ができるというもの。
写真でもくもくと煙が出ているのは、ポテトをゆでたお鍋です。これも「リアルキッチン&インテリアSeason13」で紹介していますので、詳細はそちらで見てくださいね。
ビルトイン家電はQOLを上げる住まいの頭脳に昇華しているのだということを、お伝えしました。