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KITCHEN INSPIRATION 02
【後編】ゲームチェンジするビルトイン家電
・食器洗い機のビルトインが当たり前の時代に
2025年のいま、知的高感度層が選ぶ、日本のビルトイン家電とは?最後のパートは参加者の多くの方が期待して聴きにきていたテーマでした。
リアルキッチン&インテリアの誌面に登場する事例の90%以上が、幅60cmのビルトイン食器洗い機を採用しています。なので、もうその利便性は、かなり普及している中、ビルトイン家電は次のステップに進んでいます。ハイブリッド調理のコンビネーション(IH+ガス)も事例の半数近くを占めています。
次にスタンダードになっているのがミーレやアスコ、予算が許せばガゲナウのスチームオーブン。過熱水蒸気でのグリルはおいしく仕上がる上、しっとりと食材の水分を守ります。また蒸し料理が得意!これは日本の食生活、ヘルシーな食生活のニーズに適っています。
アンケートの言葉を紹介しましょう。
「食器洗い機以外のビルトイン家電が思った以上に普及しているということ」
「日本の家電はバランスが良く特にこだわらない場合に導入しやすいと感じた。海外の家電は尖っているため、こだわる内容と使い手の個性の相性があうととても良いと思う」
「ビルトイン家電はこれまでにこだわりや今後の生活を考えて、長い目で見て導入するもの。より個性が表れるセレクトになると感じた。一方で置き型の家電は今、必要なもの、良いと思う機能を考えて選ぶ。いつかは買い替えることを前提にしていると思う」