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Special Issue
ASKO Scandinavian philosphy

アスコが75周年イベントをベルリンで開催

2025.09.25 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●インテリアへの調和と「セルシアスクッキング」

プレゼンテーションでは各分野の社内デザイナーが自ら説明を行いました。ビルトインオーブンやIHクッキングヒーターは厳密な温度管理による「セルシアスクッキング」がこの数年、アスコの大きなテーマとなっています。

「18世紀に温度計測を革新したスウェーデンの科学者アンデルス・セルシウスに着想を得て、新しいビルトインオーブンのラインは、科学的な精密さをキッチンにもたらします。料理において温度は最も重要な要素だからです」とキッチン製品開発を担当するVincent  Hofsteeさんが解説します。

オーブンというと日本では「高温で焼く」というイメージがありますが、100度以下の低温(60-80度)と最適な時間を組み合わせたんぱく質が凝固する前のギリギリの温度で、食材の風味と食感を引き出すという、新しい考え方です。例えば生の帆立を低温でゆっくりと加熱し半生に近い状態にして食感を楽しみます。またこの厳格な低温管理はキャラメルやチョコレートのテンパリングなど製菓にも使えます。

スチーム機能もあり、「より精密に、より少ない水分で栄養価を保った調理も可能」と、複数のセンサーで湿度や温度を複数箇所で測定し、スマートアルゴリズムによって温度変動を最小化するシステムです。オーブントレイのディテールやジョグダイヤルとタッチスクリーンを備えた操作パネル部のデザインも向上しました。

またデザイン面もプレゼンテーションではかなり強調され、さまざまなインテリアに調和することを写真やムードボートを使った説明がありました。

技術的な左脳面と感情に訴える右脳面、両方からのアプローチはビルトイン家電では必須のコミュニケーションです。

オーブンのフェイスカラーはパールブラックまたは パールグレイ のフルガラスデザイン。北欧の土地の色を思わせる色調にかすかなきらめきがあり、滑らかで彫刻的な一体型ハンドルが特徴です。

これらのセルシアスクッキング機能搭載オーブンはまだ日本では未発売ですが、日本人の繊細な味覚にあう料理ができそうです。

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