アスコが75周年イベントをベルリンで開催

●アスコがベルリンでカルチュアルなプレゼンテーションを開催

アスコはスウェーデン発のビルトイン家電ブランド。2025年で75周年を迎え、北欧デザイン、森と湖の国から生まれた環境志向の製品として知られています。日本ではツナシマ商事が1994年から31年にわたり、扱っています。

この数年、多くのビルトイン家電ブランドが日本市場に到来していますが、アスコは堅実な機能と北欧デザインでじわじわと人気を伸ばしてきました。2025年9月、世界最大の生活家電見本市「IFA」の期間中に世界のメディアを集めたプレゼンテーションを行いました。

会場となったのは、ベルリン・ミッテ地区にある現代写真とビジュアルカルチャーの美術館「フォトグラフィスカ」。アスコと同じスウェーデン発祥の文化施設です。ストックホルム、コペンハーゲンに続き、ベルリンには2023年にオープンしました。

アスコは1950年代に創業。スウェーデンの農家の若い息子が冬の厳しいスウェーデンで、母親の家事の重労働を和らげたいと願い、鋳鉄とステンレスで丈夫で信頼できる洗濯機を発明しました。アスコは「愛から生まれたブランド」だと説明がありました。

その後、食器洗い機や調理機器まで発展していきます。鉄鉱石を産出し、ステンレススチールの技術に秀でた国のブランドでもあります。