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Special Issue
ASKO Sous-vide cooking

アスコのバキュームドロワーに迫る

2021.07.25 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●しっとりじわり、初めての食感

アスコで推奨するのはスチームオーブンとの組み合わせ。普段は普通のオーブンとして使えますが、今回は蒸気で低温状態(60度前後)にした庫内に、真空パックしたチキンや野菜、サーモンを入れ、30、40分加熱するだけ。しっとりとやわらかな新しい食感に仕上がります。

スチームオーブン( OCS8664 B/S) 価格:605,000〜660,000円

この低温調理はフランスでフォアグラの調理法として1970年代に生まれました。それだけに仕上がりはしっとり。茹で鷄とも違う、ふわっとした食感なのです。表面を炙ったビーフの塊や魚、野菜など、レシピは多種多様にひろがります。

ちなみにここでは面白い体験もしました。それは「干し椎茸の瞬間戻し」です。干し椎茸と水をパックに入れ、バキュームをかけます。するとみるみるうちに椎茸が戻って、普通に水で戻すよりも濃厚な味が出ます。もちろん真空の低温沸騰の効果ゆえで、他にもいろいろなことができそうです。

2018年のミラノサローネでも、アスコのブースでは真空保存と低温真空調理を組み合わせたデモンストレーションを行なっていました。

サーモンやチキンをハーブやスパイスで味付けして真空パックし、オーブンへ。その間にパスタを茹でて用意して付け合わせにするという、健康的な食事を効率よく準備するアスコのキッチン家電の魅力がテキパキと展開されていました。

スーヴィッドクッキングのメリットは以下のようにまとめられます。暮らしがリアルにアップグレードできそうです。

1 真空は低温沸騰の効果で味がしみこみやすい
2 真空パックすることで栄養素を逃さない
3 低温調理の優しい加熱が素材を破壊しない
4 真空パックで小分けに調理、保存できる
5 保存期間が長くなり、買い物の回数も減らせる

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