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Special Issue

Valcucine for sustainability

自然から生まれて還るアートなキッチン
2020.07.22 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●サステナブルな理由4 その先を見据えた素材選び

ものを長寿命にするかどうかは、素材選びが重要。バルクッチーネではそう考えています。エコな素材というと自然素材と考えてしまいがちですが、バルクッチーネが得意とするのは意外なことにガラス。ガラスは摩耗しない素材です。

深いグリーンをたたえた美しいカラーガラスのワークトップ。ここに鉄球を落としても割れないことが実験で証明されています。半永久的に使える素材です。

強化ガラスのパネル材は、オリジナル色のカラーガラスからワークトップや扉材を選べます(もちろん他の素材もあります)。ガラスと言っても鉄の玉を落としてもビクともしない、驚きの強度を持ちます。天然素材を大きな面で使うときは、歩留まりの問題も生じますが、ガラスであれば強くて歪まない大きな面を取ることができます。

ガラスを大面積で壁の収納扉に使った例(グリーンの部分)。ガラス扉は重いですが、前述のエルゴノミクス工夫によって軽い力で開くようになっています。

またチェンタッソ氏が自然の風景から着想を得た独自のパターンをガラスに写し取ったオリジナルガラスもあり、キッチンを個性的な柄で装うことができます。

蝶の羽根を拡大した模様や葉っぱの葉脈、砂浜の風紋などからイメージしたオリジナルパターンがバルクッチーネの個性を生み出しています。

バルクッチーネのワークトップはこの強化ガラスが標準仕様。深みのあるグレージュやブルー。シックな色が揃っているのもイタリアの美意識です。

さらにこのガラスは、職人の手によってアートを施すことも可能。緻密なカットワークで、写真や自作の絵などが見事に再現されていくのです。「世界にただ一つだけのオリジナルデザイン」が実現できる。愛着を持って使えるので、これもまたサステナブルな理由なのです。

内部構造はテクニカル、見た目はアーティスティック、使い勝手はエルゴノミクス。3つの絶妙な調和がバルクッチーネというキッチンの哲学です。

そしてすべての仕組み、素材、デザインが、それぞれが相互に意味を成しながら成立している。それは人間の暮らしのため。一方でその製品が環境に負荷をかけないように作られている。私にはバルクッチーネで働く人々と製品が一つの「めぐってつながる」環境のように思えるのです。

今この時代こそ、バルクッチーネが培ってきたサステナブルな価値観が大きな意味をもってくるでしょう。

 

2018年に尋ねたバルクッチーネのイタリア本社訪問記はこちらから
知恵あるキッチンバルクッチーネ

 

取材・文/本間美紀 Reported by Miki Homma/journalist

リアルキッチン&インテリア著者 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

 

【2020年9月にショールームイベントを開催】

前回のイベントの様子はこちらから。参加の参考にしてください(人数はより絞り、ソーシャルディスタンスに配慮して開催予定です)。募集要項などは後日、このサイトでお知らせします。

Valcucine Tokyo
東京都港区南青山4-1-12 コンフォリア南青山1階
営業時間 平日:10:00~18:00(完全予約制)
※ご来場を希望の方はあらかじめ予約をお願いします。
※土日祝日は定休日ですが、打ち合わせをご希望の方はご相談ください。
問い合わせ先 03-3810-2555
http://valcucinetokyo.jp/

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