フロスの真の実力をミラノで見る！

●さすが！の大御所によるアウトドア照明

アウトドア照明にも力を入れているフロスですが、庭やテラスの景色になじむ新作は、大御所のものに見所がありました。

【ヴィトロ／フィリップ・スタルク】

フィリップ・スタルクの「ヴィトロ」はただのガラスのバルブのよう。どこに光が仕込まれているのか、まったくわかりません。この透明なガラスの器がコードレスで光るのです。

屋外で使えますが、このように室内でも詩的な雰囲気を醸し出します。最上部の円盤状の光源から、光がほんのりと落ちます。

【カウレ／パトリシア・ウルキオラ】

パトリシア・ウルキオラの新作は、きれいなアーチラインを描くステム。植物の茎や花がうなだれるフォルムから着想を得たということで、ボタニカルなイメージです（個人的にはスズランやクリスマスローズを思い出します）。

ステムが伸びるとこうなる！植物の成長力を感じさせるデザインは、さすがのウルキオラ・マジック。

【ヘコ／nendo】

壁に立てかけてある鳥居のような照明。こちらは日本のネンドの新作。日本の障子や襖のフレームも思わせる、こちらもミニマルなデザイン。

フロスの情報はまだまだ続きます。