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Special Issue
FLOS-Genius lighting

フロスの真の実力をミラノで見る!

2019.05.23 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●やっぱり天才だった、マイケル・アナスタシアデス

【コーディネイツ/マイケル・アナスタシアデス】

ブースはごくごくシンプルな白い直線的な空間。入ってすぐに感じたのは「やっぱりマイケル・アナスタシアデスは天才!」ということです。「コーディネイツ」は水平と垂直、2つのラインだけで構成された照明です。ニューヨークの伝統あるホテル・フォーシーズンズのメインレストランのデザインに関わった時にデザインした照明をプロダクトに発展させたものです。

複数づかいならシャンデリアのように華やかでゴージャス。

すこし露出を変えた写真であれば、本体の質感もわかると思います。コッパーのチューブの質感が光と一体になっています。


たった3本でもこんなに端正な美しさをみせてくれます。「盛ること」や「装飾」がデザインではない、ということをここまで教えてくれたプロダクトは、この広いミラノでもないような気がします。

【マイサーキット/マイケル・アナスタシアデス】

新作の「マイサーキット」では、天井のライトレールが美しい曲線を描きます。デザイナーいわく「子どもの頃につくったカーサーキットから着想した」というシステムは、配線という要素を建築の一部に変えてしまいました。

これに円盤形や棒状など5つの光源を吊るすライティングシステムです。どちらの新作でもシェードや光源にはオパールグラスやアルミなどの素材が使われています。

この他にもフロスではもっとも得意とする、シンプル、ミニマル、ライン型の照明で、有名デザイナーが競演。まさにまぶしいほどの魅力でした。どんどん紹介していきましょう。

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