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Special Issue

cattelan italia

彫刻のようなイタリア家具 
2018.06.22 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●スタイリストが考えるインテリアと家具

カッテランイタリア社の本社ショールーム。

デザインの大半は社内で行われますが、カルロさんからは意外な言葉が──「わが社の戦略はスタイリストがデザインする家具です」。デザイナーではなくてスタイリスト。家具をシングルプロダクト(単品)でデザインすることはなく、テーブルやサイドボード、ミラーや照明までをトータルルックで考えるのがカッテランイタリアの特徴だそう。

スタイリストというと、ファッションの世界の人のように思えますが、「ファッションのトレンドと連動していますか?」と聞いてみました。
「イタリアというのはファッションが大きな産業です。革やベルベットなど服の質にはとても敏感。「例えば椅子の張りかたでクチュールという仕上げは、とてもファッションの感覚に近いでしょう?」革をキルトのように仕上げたもので、カッテランイタリアの特徴の一つです。

椅子の背のキルティング仕上げが「クチュール」。これは新作椅子のMagda Couture。

カッテランイタリアの家具には、ケラミック(日本語のセラミック)、大理石、木、ガラス……など、たくさんの素材を使っていますが、特にカッテランイタリアはケラミックを天板につかったパイオニアだそうです。

ケラミックと天然石の違いは?と聞いてみると「ケラミックは耐久性があり、汚れに強い。在庫もしやすいです。家族でタフに使うテーブルだけど、素材感は重視するという家庭にピッタリですね。天然石は自然の木と同じだから素材感は素晴らしいけれど、在庫に左右されるし扱いには気を使う。どちらも一長一短ありますよ」とカルロさん。

 

そのケラミックは全てオリジナル。「サンドパウダーを混ぜて作った素材で、表面にプリントをしていますが、伝統的な印刷ではなく、サンドパウダーの特性をを活用した特殊な印刷です。提携工場で色や柄、仕上げ方をカッテランイタリアのためだけに作ってもらっています。「大きいサイズも対応できますよ。ケラミックはサイズ面でもとても自由なのです。軽いですし、在庫も持てます(天然石は自然のものという対比)」

左からカルカッタ、淡い金色の紋が流れたゴールデンカルカッタ、アラベストロ、ジンクブラウン、アルデシア、ポルトーロ。

 

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