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【トレンド】ドイツのスタイリストに聞く
2017.03.01 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●デザインのある生活道具ー4454社が結集

2月中旬にドイツで開催された国際消費財見本市「アンビエンテ」。その第一回目のレポートです。なにやら難しそうな名前ですが、要は「生活に関わる全てもの」が集まるフェアです。特に強いのが食器、お鍋、キッチンツール、デザイン家電などの食の分野の道具。ランドリーやお掃除などクリーニング&ケアのアイテムも充実しています。世界中のバイヤーがこの見本市に行き、日本のお店のための商品を買い付けてくるんです。

世界96カ国から4454社も出展が集まり、30万平方メートルもの広さで開催されます。今年は14万2000人もの人が訪れたそうです。細かいものばかりを出しているので、毎年、ものすごい数のアイテムを見ますが、まずバイヤーがチェックするのがトレンドコーナー。食器やキッチンツールなどもやはり「トレンド」があります。

その分析を20年近く続けているのが、フランクフルトベースのトレンド分析とスタイリングの事務所「ボラ・ヘルケ・パルミジャーノ」です。その中心となるのがアネッタ(右)とクラウディア(左)の二人。彼女たちに今年のデザイン雑貨のトレンドを解説してもらいました。

「会場からこれだけのものを集めるのは大変でしょう?」(本間)

「半年前から出展者の積極的な提案を受け付けます。カタログやサンプルに全て目を通し、ざっとイメージを作っていきます。最後の詰めは直前の2週間。ここで集中してものをふるいにかけ、設営が始まったら、実際のものを借りに回ります」(クラウディア)。

「事前に想定していたものと、実物のイメージが違うということはないんですか?」(本間)

「アンビエンテは長く参加している企業が多いので、その企業のコンセプトを理解して選んでいれば、大きな誤解はないですね」(アネッタ)。そんな経験値をもとに、毎年、素晴らしいトレンドスタイリングの展示が実現しているのです。

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