[PR] [PR]
Special Issue
LIEBHERR more than fridge

技術で冷蔵庫以上の場所に

2018.06.12 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●暮らしを豊かにする機能

リープヘルの冷蔵庫では他にも暮らしを豊かにする機能も、たくさん備わっています。新作のモノリスシリーズでは浄水機能つきのウォーターディスペンサーやアイスメーカーもこれが当たり前。これからの時代はアイスメーカーはパワフルな方がいいのだそうです。使っても使ってもたっぷり氷が出てきます。そんなに氷いるの?と思いましたが、実は氷が家庭の食生活で変えることはたくさんありそうです。

Photo=LIEBHERR

白ワインやシャンペン、日本なら日本酒をぎゅっと氷を詰めたクーラーで冷やす。お魚やサラダなど冷菜の盛り付けを氷で装う。日本ならそうめんや冷麦、そば、キュッと氷で締めたい麺料理があります。これまでの氷は飲み物に入れるキューブでしたがが、パワフルなアイスメーカーは美味しい料理作りに役に立つのでは、と私は感じました。水や氷はきちんと濾過され、フィルター交換の時期も自動で教えてくれるそうです。このモノリスシリーズ、日本市場での取り扱い時期は現時点で未定となっているようですが、導入が待ち遠しいですね。

そしてやはりデザインの良さは際立っています。「リープヘルでは冷蔵庫を家電としてデザインしません。インテリアプロダクトとしてデザインします」とグルックラーさんは説明します。

Photo=LIEBHERR

また庫内のデザインも美しく、モダンな雰囲気です。庫内のサイドパネルが面から発光する照明になっています。奥までしっかり光がまわり、使い残しの食材がないかもすぐにわかります。もちろん盛り付けて出すまでのお料理の色を美しく見せる効果も。特に日本やアジア向けの商品で気をつけているのは、湿気(霜)の問題です。アジア向けの製品ではドアパッキンが触れる機器本体側にヒーターを内蔵して、結露を軽減させています。

Photo=LIEBHERR

ワインセラーももちろん、ワインの種類や味、品種が増えた時代、様々な温度帯を管理できたり、写真のようにカウンターの下にビルトインできたり。

このアンダーカウンター式のワインセラーは、日本でもパーティ向けのキッチンや、リビングに近いキッチンで愛用されています。日本ではかっこいい!とデザイン面の知名度が高いリープヘルですが、実は美味、健康、家事のサポートと毎日の暮らしを豊かにする、たくさんの技術が盛り込まれていることがわかりました。そこを理解してリープヘルを使いこなせば、もっとキッチンが楽しくなるに違いありませんね。

 

supported by インタックSPS

取材・文/本間美紀 Reported by Miki Homma/journalist

リアルキッチン&インテリア著者 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

撮影/岡村享則  photograph by Yukinori Okamura /Photographer

リアルキッチン&インテリアを代表するフォトグラファーとして活躍中。大学で住居学を学んだ後、桑沢デザイン専門学校へ。建築写真家の事務所で修行。独立後は大手新聞社でジャーナリスティックな撮影を手がける。その経験から得られる現場感覚とデザインへの感度でストーリーを紡ぐようなライフスタイル撮影に定評がある。暮らし、インテリア、料理などの撮影のほか、釣り雑誌での連載を持つなどアウトドアマンとしての顔も。

ドイツ LIEBHERR社 Household Appliances 日本輸入総代理店
インタックSPS株式会社
TEL:0120-915-546
http://www.intac-sps.co.jp/

PREV 1 2 3 4

Recommend

TOP