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ビバレッジステーション

2025.01.14 キッチンジャーナリスト本間美紀

【本間美紀のコラム 2025/1/14】

新しい言葉を生み出すときは、とても緊張する。新しい言葉といっても過去の文化の言葉をつなぎ合わせて、時代に合わせた輪郭を与えるだけのことなのだけど。まず言葉は誰のものでもない、文化ツールだということを忘れてはならない。

インテリアキッチン、という言葉も最初は口に出すのがとても大変だった。でもデザインキッチンではもはや抱えきれないほど、キッチンがインテリア化している。住宅設備とも違うキッチンをどう呼ぶのか。10年前の2015年ごろは自分でももやもやしていて、2019年に出した著書「人生を変えるインテリアキッチン」本のタイトルで、「インテリアキッチン」という言葉を世に出した。

そのほかにもセミナーやトークでいろんなキーワード(日本人はキーワードが好き!)を出すわけですけど、最近、新しい可能性を秘めているのは「ビバレッジステーション」という言葉。そこの言葉については次ページから説明しましょう。

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