今どきのキッチン事情をダイジェスト

●日本でも超高級キッチンが認知され始めた

さて、この「リアルキッチン＆インテリア」のウェブサイトで、年間を通して閲覧ランキングの上位を保っていたのが「超」高額キッチンです。

サイレントコーナー、閉めてしまうとまるで箱のようになってしまう、イタリア・ミノッティクチーネのキッチンは、すべて天然石で仕立てられた超高級キッチン。

このミノッティクチーネは今年、さらに日本で注目が上がりそうです。

サイレントコーナーというキッチン

そしてプロの料理人をわが家に招いて使うことを前提にした、イタリア・アルクリネアの高級キッチン。アントニオ・チッテリオがデザインした、料理人の知恵を家庭に取り入れたキッチンの記事も長く人気でした。

最新刊「リアルキッチン＆インテリア」season11の表紙の舞台となっているのも、このアルクリネアです。

アルクリネア、ついに日本上陸

日本では想像し得ないキッチンが世界にはある。そんなワクワク感だけでも味わってもらえればと思いました（もちろん上の２ブランドは日本でも採用可能です）。

またビルトイン家電ではドイツのガゲナウが、商品を直接アピールするのではなく、哲学を見せるという展示をイタリア・ミラノサローネ国際家具見本市期間中に行い、この記事も大きなインパクトを与えました。

日本の取材でも「ガゲナウを使いたい！でも値段が届かなかった！」と悔しそうな声を聞く機会も多く、間違いなく世界の「憧れのトップブランド家電」の地位を不動のものにしました。

ガゲナウがミラノで極めた哲学とは？