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from textile to graphic

着物柄のグラフィック
2020.11.10 キッチンジャーナリスト 本間美紀
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●ふだん着の着物をグラフィック目線で解釈

インテリアスタイリストの黒田美津子さんは、「リアルキッチン&インテリア」の表紙スタイリングなどで活躍しています。そんな彼女がモダンデザインの目で「普段着の和服」をとらえ直した本が発売になりました。

「タンジェント(接点)」(発行/ラボラトリー 224ページ 6800 円)

黒田家に眠っていた約100点の着物、帯、小物の写真が平面表現として掲載されています。黒田家の3代の女たちが明治からつい最近の昭和まで、普通の暮らしで身につけていたものだそうです。

 

「ふだん着であるからこそ、布地の状態は古びていきます。「カジュアルなもの、日常のものこそ、処分されがちで後世に残りにくい。そこでグラフィックデザインのリソースとしてアップサイクルできないかと考えました」と話してくれました。

 

「高級な着物ではなく、本当にごく普通の暮らしで着ていたもの。いわば当時の普通のファッションよね。いろいろ見ていると、こんな大胆な色を着てたんだとか、バティックのようなエスニックな帯があったり、ギンガムチェックや北欧柄のようなものがあり、おしゃれを楽しんでいたんだなと伝わってきたのよ」と黒田さん。

 

 

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