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フォーリサローネと日本企業の今後

2019.05.29 宮澤明洋 リアルキッチン&インテリア 担当編集&総合ディレクター

ブレア地区で「FIN/JPN フレンドシップ コレクション」を発表した、フィンランドのアルテックに至っては下のようなイラストで、まさかのネコ科の大包囲網が張られていたわけです。三毛猫、ブチ猫などのグラフィックの中で、建築家・長坂常さんによるうづくりや津軽塗の素材感を生かしたアアルトのチェアや皆川明さんがアアルトのデザインを再解釈した著書「Pieces od Aalto」が発表されました。

ネコ……今の時代の気分なのでしょうか? サローネ後の4月末に東京・表参道で日本初となる直営店「アルテック東京」がオープン。そのタイミングで来日していたCEOのマリアンネ・ゴーブル氏も「なぜネコのイラストなのか?」という質問に対して、いつも一緒というわけではないけれど、ふと気付くと身近にそっといる存在、大切な友人──そんな関係性を同社の家具の中に見いだしてもらえれば、というようなことを語っていました。

日本の長坂常さん、皆川明さんなどの作品が展示されていました。長坂さん(写真)もライオンぽい!

ミラノでは自動車ブランドやスポーツブランドの出店も多く、デザインというカテゴリーは家具、インテリアにとどまりません。ミラノデザインウィークの懐の深さを感じますが、ジャガー、プジョー、プーマ。こうしてみるとみんなネコ科ですね。

そういえば、日本で最もポピュラーなロボットもネコでしたね……。頑張れ、『aibo』!

 

 

取材・文/宮澤明洋 リアルキッチン&インテリア 担当編集&総合ディレクター 慶応義塾大学法学部卒業後、小学館入社。FM誌「FMレコパル」を皮切りに、大人のための情報誌「ポタ」(首都圏限定)の創刊に携わり、その後、長く「DIME」を編集、編集長を務める。音楽、デジタルデバイス、ライフスタイル、歴史などをふまえた多様な目線でキッチンとインテリアの世界を探索中。

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