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Special Issue
ASKO explore Culinary Frontiers

セルシアスクッキング─アスコの新提案

2024.10.25 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●風味と食感が家庭でも再現できる

デモで調理されたのは、帆立の前菜、ジューシーなローストビーフ、メレンゲのデザート。とてもシンプルなコースです。

まずホタテは沸騰していない70°Cのほどのブイヨンの中でゆっくりと火を通します。生のホタテに熱が通り過ぎてしまうと、固くなってしまうのはご存知の通りです。

こんなにたくさんの皿数も、調理器具に温度管理を任せておけば、料理の仕上がりにムラはありません。

ハーブやソースをのせて、やわらかな食感の帆立の前菜ができあがり。正直茹でるだけですからとても簡単ですね。

メイン料理はスチームオーブンを活用します。スチームを活用し、低めの温度の定温調理が可能。ビーフフィレにほぼレアに近い状態で熱を入れておきます。

焦げ目をつけるのはあくまでも最後の仕上げ。リビングとキッチンが一体化した今、匂いや水、油ハネを抑えて調理し、最後の仕上げや盛り付けをエンターテインメント的に見せる、という調理スタイルを提案します。

オーブンから取り出されたフィレ肉はオープングリルでこんがりと焼き目をつけます。

中央はまだ赤くレアですが周辺はピンク色。これまでプロが経験と勘で仕上げていた状態を、アスコの調理機器が最も簡単に実現してしまうのです。

いずれの料理も静かに音もなく進む印象。料理中はとてもスタティックで、最後の仕上げや盛り付けはダイナミック。セルシアスクッキングは21世紀の調理法と言えるでしょう。

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