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Special Issue
ASKO explore Culinary Frontiers

セルシアスクッキング─アスコの新提案

2024.10.25 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●アスコが提案する新しい料理の考え方

世界では新しい食生活に向けた家庭用ビルトイン家電が、続々と登場しています。日本の想像を越えるものも少なくありません。そんな新しいビルトイン家電を積極的に日本に輸入しているのが、ツナシマ商事です。日本の暮らしにバキュームドロワーや真空調理などをいち早く提案したのもツナシマ商事とASKO(アスコ)です。

同社が扱うスウェーデンのアスコは北欧デザインとテクノロジーが融合したブランドで、日本でもすでに安定した人気があります。そのアスコが2024年のエウロクチーナで発表したのは新しい美食の姿でした。大きな二つの考え方を紹介したいと思います。

その一つがブース内のクッキングデモを通じて大々的に打ち出されていた新しい調理法「セルシアスクッキング」。これは定温調理とでもいうのでしょうか。厳密に温度を安定させた調理機器を家庭で使うことで、さまざまな料理ができるようになるという考え方です。

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