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Special Issue
Rock’n Elegance

エレガンスに’’ロック’’を効かせて

2022.12.27 キッチンジャーナリスト 本間美紀

My kitchenhouse》人気のコラボ連載「マイキッチンハウス」。2022年「オートクチュール編」の5回目です。

●トリュフビーチは「神からの贈り物」

昭子さんと穣さんの子ども2人が暮らす新しい家。

両面の窓から光が抜ける間取りーその中を大きなキッチンがインテリアの中心として貫きます。

昭子さんが一目見て「これは譲れない」と感じた素材がキッチンハウス「トリュフビーチ」という素材でした。デザイン会社を夫婦で経営する二人、仕事柄、毎日たくさんの色や素材、デザインを見てきています。そんな二人の心の目に留まったダイナミックな素材です。

「自然でランダムな木目。コントラストが魅力的。しかもテーブルトップにも使えると聞いて、この素材が空間の中心にあるイメージが浮かびました」と昭子さん。


黒い筋が走るこの木目は、木材が土の中で醸されて生じる、世界にただ一つの木目です。ですのでショールームで見た柄とまったく同じ柄になるとは限らない、まさに神からのギフトのような木材です。

自然素材ですから、テーブルで使うと傷ができるかもしれません。それでもこれは「私たち家族のための自然素材」と二人は心を決めたそうです。材料の背景にあるストーリーも心に響きました。

「予算は上がってしまったけれど、一生をともにするキッチンですから心から気に入ったものと過ごしたい」と話します。

ハウスメーカーやデザイン建築住宅の会社など、家づくりのパートナー選びも迷いましたが、気に入ったキッチンを採用できる会社で、限られた敷地の中で光や視線の通り方を考えてくれるハウスメーカーの間取りが気に入り、キッチンとリビングのイメージが決まっていきました

「階段の手すりや踏み板のサイズ感や空間の抜け、どこから何が見えても心地いい」ことが、二人の暮らしを満足させています。その中心となるキッチン、詳しく見ていきましょう。

Supported by kitchenhouse

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