[PR] [PR]
Special Issue
HIRATA TILE 100years

プレミアムタイル物語

2019.11.20 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●平田タイルのいま

平田タイルは創業100年のタイル会社。1919年に京都で「平田陶器店」として創業。タイルや陶板、洗面ボウルなど、水回り空間のための商品を扱ってきました。1970年の大阪万博では「太陽の塔」の背面の黒い太陽の施工を、平田タイル工事部が請け負ったほどの実績があります。職人の育成にも力を入れ、収まりなど施工面の技術でも信頼があります。

さらに現在は、企画製造の商社として、世界を飛び回って輸入のデザインタイルをセレクトしたり、オリジナルタイルの開発に力を入れ、「暮らしで愛せるプレミアムタイル」のブランドとして、リアルキッチン&インテリア読者の間でも信頼が篤いブランドに育ちつつあります。

平田タイルのスタッフがアメリカのアリゾナ州のメーカーまで足を運んで、選んだタイル。ヨーロッパ調に見えるけど、確かにメキシコや南米の雰囲気も?!

平田常務は「タイルは正確には微妙な個体差の出る材料で、ワンマテリアルで色柄のバリエーションを変える一般的な工業素材とは、全く性格を異にするものなのです。タイルによっては製造に時間がかかり、量や納期などは最新の工業素材にかなわない時があります。それでもあえてタイルにこだわり続けるのは、この世界に一つしかない味わいを届けたいからです。」と声に熱を込めます。今後はメイド・イン・ジャパンのタイルも発信していきたいという夢もあります。

この「ディルクーエ」はメイドインジャパンのタイルの代表。タイル職人であり、陶芸家の白石普さんと共同開発したもの。貼りやすさ、組み合わせの多様性など、私たちには一見わからないところで工夫されたデザインはタイルの専門家ゆえ。
PREV NEXT 1 2 3 4 5 6 7

Recommend

TOP