ハンスグローエの新コンセプトを訪ねて

●創業120周年を迎えての記念ミュージックとは？

2021年6月15日にハンスグローエは創業120周年を迎えるそうです。時計や精密部品の技術に秀でる産地、南ドイツで創業したハンスグローエ。その緻密な製作技術が水栓金具につながり、「ここちよさ」を体感するブランドに成長しています。

水流や施工技術など、社内に様々なラボを持つハンスグローエですが、「サウンドラボ」もあるそうです。そのテーマは水音。お湯を浴びて過ごす時間の快適さやバスルームがオープンになることで感じられる生活音としての水流、シャワーって水の肌触りと同じくらい音が大切だと知っていましたか？　そんななか、創業120周年を記念して、オリジナルアルバム「WaterTunes」が発表されました。水の音への探究心から生まれたエレクトロポップなサウンドで、SpotifyやApple Musicなどで聞くことができます。

以下はハンスグローエ・ジャパンから発表された音楽の詳細です。

「本アルバムは「I am water.」、「The beauty of flow.」、「Love for the rain」など水にまつわるナンバーで、シャワー音や社内に設けられた”サウンドラボ”（音の実験室）から発生するノイズなどにインスパイアされています。ユニークで洗練された楽曲は、ハンブルグを拠点に活動するDJ フロリアン・クルーズ氏とミュージシャンのアンドレアス・ポールセン氏によって制作されました。水のパイオニアとして、120年の歩みの中で培った妥協のないものづくりへの精神と企業ビジョンである”We live Water”を表現したスペシャルアルバム」

だそうです。水音のノイズに発想された曲って？　と思わず興味をかきたてられます（詳しくはこちら）。

●SNSでもアニバーサリーキャンペーンを実施中！

2021年6月30日（水）まで「120th Anniversary campaign」が実施され、InstagramやFacebookで「あなたの特別な記念日」を募集しています。キャンペーンへ参加いただいた方へ抽選で120名様にハンスグローエ社の最新ハンドシャワーやオリジナルグッズをプレゼントするそうです（詳しくはこちら）。

ここで紹介した新作のシャワーや水栓は、東京・天王洲のハンスグローエショールームで実物を確かめることができます。ハンスグローエジャパンではファンクションとデザインを重視したプレミアムブランド「ハンスグローエ」とラグジュアリーラインのデザインブランド「アクサー」の２ブランドをそれぞれの世界観に分けて展示しています。その違いも体感してみてください。

「リアルキッチン＆インテリアのサイトを見た」と一言添え、予約の上、訪問くださいね。

取材・文／本間美紀　Reported by Miki Homma/journalist

リアルキッチン＆インテリア著者　早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」（学芸出版社）「リアルキッチン＆インテリア」（小学館）

ハンスグローエ、アクサーとはどんなブランド？　

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【以下はプレス情報より抜粋】

ハンスグローエ社は1901年に創業したドイツの浴室、洗面、キッチン向け水栓金具の老舗メーカーです。製品のデザイン性、革新性、高い環境性能により業界のイノベーションリーダーとして知られ、世界初のマルチスプレーを持つハンドシャワー、引き出し式キッチン水栓など、これまでに17,000以上の財産権を保有しています。

イノベーションを可能にするのは、開発段階から設計、生産、技術、調達などの関連部署が連携しながら同時並行で行い開発期間やコストを縮小、市場投入までのリードタイムを短縮できるため。併せて品質、優れたデザイン性がハンスグローエ社の礎となっています。

トレンドセッターとして最先端のデザインコレクションを展開するAXOR（アクサー）、幅広いテイストと快適な使いやすさを追求するhansgrohe（ハンスグローエ）の2つのブランドを通して、これまでに600以上の世界的に権威のあるデザイン賞を受賞しています。世界140か国以上の地で愛されています。