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一夜の復活

2024.02.05 キッチンジャーナリスト本間美紀

・そしてついにお料理が現る

そしてさてさて、、、、ドイツ料理を食べ慣れた(食べ飽きた?)私、「新フランクフルト料理」とはどんなもの?と期待して待っていると、ディナーがスタートした。

シェフがさっと合図すると、ホーローのポットを抱えたスタッフたちがきびきびと歩き出し、テーブルに近づく。事前に用意されたボウルにスープを注ぎ始めた。熱々のスープはポテトスープ。かすかにエスニックな香りがする以外は、かなり直球な「カルトッフェルズッペ(ポテトスープ)」。

そしてメインは、、、、ビーフの煮込み。相変わらず量もしっかり。

なあんだ、いつものドイツ料理じゃない!と思いつつ、直球の日本料理が出てきたような安心感もある。変化がいいことも悪いこともある。

なんだかほっとして、レンガのように大きなビーフの煮込みを平らげた。

今回はつれづれなるままに書き散らしたコラムでした。

コラム=本間美紀(キッチン&インテリアジャーナリスト)
Text=Miki Homma(journalist)

「リアルキッチン&インテリアseason 12」
小学館刊 著/本間美紀
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104266

●前回のコラム「キッチンの灯り」はこちら
●次回のコラム「カンバセーション・ピース」はこちら

【本間美紀のコラム/バックナンバーはこちら】

 

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