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Special Issue
Miele, GRAPHITE GRAY

誕生! ミーレグレー

2016.06.28 本間美紀

●選択と集中のドイツブランド

ミーレの経営を担う共同経営者の一人、創業者一族の4代目ラインハルト・ツィンカン氏は「ミーレは暮らしのための家電の製造に的を絞り、それに対して品質を追求しています。工場もドイツ国内のみで、メイド・イン・ジャーマニーを守ります」と話します。また海外では多くの家電ブランドがグループ化し、複雑になる中で、独立を貫いていて、純粋主義を宣言。「モノブランド」としての強みと考えているそうです。

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未来の家電の姿は

ミラノ市内、スーパースタジオという特別会場ではミーレ主催によるイベントが行われました。つい「もの」として見てしまう家電ですが、家電の機能は「こと」にある。と、実体を持たない映像の姿で、未来の家電の役割を具体的に見せてくれました。来場者は冷蔵庫やIHクッキングヒーターの裏側から、料理の様子を覗いているような気分になります。

そして会場に示されたのは「家電の姿を持たない、将来の家電の姿」と言える幻想的なパフォーマンス。人間の演技と美しい映像技術が組み合わせられた30分のショーです。これが会場で繰り返し上演されました。

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これが宙に浮いていて、来場者はこの下に集まります。すると輪の上でシェフ姿のパフォーマーが演技を始め、未来のキッチン家電を使って料理する様子を仮想体験させてくれるのです。

冷蔵庫は中に何が残っていて、消費期限がいつか。産地はどこか、その情報を伝えてくれます。IHクッキングヒーターは食材の情報を分析し、作りたい料理に適した加熱温度や時間を自動的に調整してくれる。単に便利なだけではなく、食材の産地の風景の画像が現れたたり、心が豊かになり、暮らしが充実するための、キッチンのIoT(※)の先がけのモデルと言えるかもしれません。

そんなミーレの最新調理技術に興味がある方は、日本でも体験することができます。詳細は次のページで。

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