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Special Issue
Two Minds, One Home  

この家は二人のチャレンジ

2025.10.30 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●空間の心地よさをキープする小さな工夫を見る

天井高は2350ミリと抑え、レンジフードや照明の位置に配慮し、壁面のお気に入りのタイルが、空間のメインとなるように仕上げました。

レンジフードは壁に付けず、ほんの少し離してあります。センターフードを採用することで、かえでさんが大切に考えていたタイルの表情を「壁一面」で表現することができました。こういう小さな工夫がキッチン空間のデザインに影響することを二人は知っているのです。

水まわりは水跳ね対策として二段タイプの深いシンクを採用。観葉植物の水やりにも便利な位置だそうです。水栓はドイツの高級水栓ブランド「アクサー」をセレクト。レバーハンドルがワークトップについたタイプですが「自分のお客様にはなかなかご提案しにくいデザインなので、自分がまずトライしたかった」とかえでさん。

加熱機器はシームレスで無駄のないミーレのデザインを重視。3口IHは加熱ゾーンを広げられるフリーゾーン対応で、いつかはオーバル鍋を使った調理も試したいと二人は考えています。

キッチンの取っ手は渋い真鍮色の金属を自ら探して、指定しました。キッチンハウスのフルオーダーだから対応できた部分です。

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