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Special Issue
Serene Space, Delicate Details

静けさの中にさりげなく自分らしさを

2025.03.24 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●好きなものをあきらめない暮らし

長く住む家だから、最初から好きなものだけで埋め尽くさない。シンプルでさまざまなものを受けいれる木材、グレー、ブラックを基調とした空間。そこに照明や植物、家具など、可変性のあるアイテムでアクセントをつける。「私よりも夫の方が好きですね。この銀柳も夫が飾ったものです」としょうこさん。

カテラーニ&スミスのワイヤーを雲のように絡めた照明は、ウェブで見つけて「二人ですぐに意見が一致した」ダイニングのシンボルだそうです。夜はとても綺麗に輝き、ダイニングをバーのような雰囲気に変えてくれます。

「前の住まいから愛用しているソファ」は、この家でも大切に使われていて、いいものを長く使うことを実践しています。クッションはピカソ柄、という遊び心が、この家を静かなだけではない個性的なインテリアとしています。

「ふだんキッチンは、存在がわからないくらいインテリアに溶け込んでいます。ですが週末に家族で料理をするとき、命を吹き込まれたように活躍してくれます。そうすると壁のタイルや真鍮のライン、銀の雲のような照明が料理の場所を華やかに彩ってくれるのです」。

生まれたばかりの小さな命を愛おしそうに抱き抱えながら、しょうこさんは家族の未来を話してくれました。

住宅設計=住友林業

 

取材・文/本間美紀 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「人生を変えるインテリアキッチン」「リアルキッチン&インテリア」(以上小学館)、「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)。

text=Miki Homma(Journalist)

撮影/岡村享則 photo=Yukinori Okamura

[My kitchenhouse] はキッチンハウスとリアルキッチン&インテリアがお届けする、リアルなキッチンの今を伝える連載です。

お問い合わせ/キッチンハウス 東京店 世田谷ショールーム TEL:050-2018-8163
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