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Serene Space, Delicate Details
静けさの中にさりげなく自分らしさを
●ずらしたり、組み合わせたり
スクエア、アシンメトリー、マテリアルのコンビネーション。そんなキーワードをもとにインテリアとキッチンを考えていったというきよのぶさん。キッチンとインテリアはその言葉通り、直線的なもの、幾何学的なフォルム、シックなカラーやグレイッシュでまとめています。
「ルーツみたいなものは自分の中にあります。実は建築学科だったんですよ。オフィスの内装くらいはディレクション出せます。自分の家ならなおさらですね。縦、横と組み合わせるものが好きなんです。少しずらしたり、アシンメトリーを加えたり」。
確かに壁面からソファ、ラグに至るまでそんなモチーフに貫かれています。「建築をつくらなくても海外のブランド家具やキッチンって建築的な要素があると気づきました」。
ジーマティックのキッチンも、ドイツ本社では世界の有名建築家のモダン建築を研究し、そのフォルムや空間に溶け込むものをと開発されています。そんなイメージとぴったりあったのが「アーバン」というモデルでした。