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Special Issue

amstyle:beyond the pradise 01

目黒〜アムスタイルのある家 01
2019.11.11 キッチンジャーナリスト 本間美紀

【amstyle ─ beyond the pradise 01】

●視線の伸びる先に

人は視線のままに、体をうごかす。その先に景色があれば、視線がぐっと伸びる。天井の節目や、壁の石の肌合い、床のタイルの引く端正な線に導かれるように。

architect design by houze

●格子戸がつくる「間」

西洋の建物の、大きな扉の前で息をつくことがある。格子のガラス戸が、そんな「間」を生み出す。その先に見える景色はなんだろう?

●カシミア色とウォルナット

端正に見えて、実はたくさんの色と素材がここでは響き合っている。キッチンのウォルナット、セラミック、床のモールテックス、アルミフレームにガラス。カシミア色のバックキャビネットは、光の当たり方でグレイのようにもピンクのようにも見える多彩な色。キッチンから放たれた色が、建築に溶け込む。

●素材に“仕事を入れる”意味

センターキッチンはウォルナットの突き板と、グレーの紋が流れるセラミックのワークトップ。斜めに交わるような木目、もっとも美しい流れはわずかな材の中から取れる。それを一つ一つアムスタイルが貼り合わせて、この家のためだけのパターンを生み出している。

●心ときめくファンクショナルサイド

食器洗い機、厚さ20mmの業務用オープングリルプレート、深いシンクに立ち姿の美しい水栓。機能が流れるように収まる。窓からの光は素材感を照らし出す。

●ガラス扉の中は

ガラス扉の中。引き出しはその間隔に意味がある。遠目で見たそのラインが佇まいの質を左右する。だから扉と扉のわずかな寸法に思いを込める。格子戸の先のキッチンはディテールに至るまで、徹底的に考え抜かれている。ディテールはそのためだけにあるのではなく、全体を構成する一部として、感じる人だけに感じる景色になる。

 

目黒の家〜キッチンのつくり=扉材:アメリカンウォルナット(突き板)/カシミア色(塗装)/ピアノブラック(塗装)/マットグレー(塗装) ワークトップ:ネオリス(エスタトュアリオ)/ステンレスPHL ガラス扉のキャビネット:アルミフレームにダークグレー塗装、引き出しはアメリカンウォルナット 食器洗い機:ミーレ  水栓:KWC LIVELLO/GROHE K4 ソープディスペンサー:KWC ONO IH/ガスクックトップ:リンナイ My choice オープングリル:業務用厚さ20mmの鉄板焼き ステンレスシンク:ハンドメイドグレード

キッチン制作と語り=清水克一郎(amstyle)

 

キッチンの未来はキッチンではないところから考えるストーリー、こちらも合わせてお読みください【amstyle dream note】
01 キッチンをめぐる少し未来のお話〜ロボットクリエイター・高橋智隆さん

Supported by amstyle

「amstyleーbeyond the pradise」はリアルキッチン&インテリアとアムスタイルがお届けする、キッチンと建築、素材の関係を読み解く連載です。

キッチン制作と語り=清水克一郎|Katsuichiro Shimizu |amstyle kitchen
アムスタイル代表取締役/2000年アムスタイルキッチンを創設。ブランドディレクターとしてアムスタイル製品のコンセプトワークを手がけている。キッチン、水回り家具にこだわる施主、設計者からの注文に応えてオートクチュールな手法で組み上げたジャパンメイドのキッチンを個人邸宅中心に納めている。

■アムスタイルキッチン サイト https://www.amstyle.jp/
構成・文=本間美紀 写真=岡村享則

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