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Special Issue

Alessi dream

キッチンインテリアに夢のアレッシィ
2018.10.26 キッチンジャーナリスト 本間美紀

アレッシィに改めて注目する理由

もしアレッシィを選ぶなら、ものだけを見ないで、ちょっと遠目で見る。キッチン空間全体の中で、どんなアクセントになってくるれるか。そんな風に考えると、ユニークでオリジナルな造形の意味がわかってくる。それがアレッシィのプロダクト。ということで、キッチンジャーナリストの本間美紀です。今回はイタリアブランド・アレッシィに再注目したいと思っています。

アレッシィ社の鍋を飾ったキッチン。アラン・シャペルやピエール・トロワグロなどのシェフと1986年から開発され続けている鍋シリーズ。日本ではユーモラスな商品が有名なアレッシィですが、本来はこのような上質なステンレスの生活道具に製造から始まっている。美しい、佇まい。

アレッシィ、実はリアルキッチン&インテリアの取材で、キッチンやダイニング、リビングに置かれていることが意外と多いブランドなのです。読者の皆さんが選んでいるのは、ステンレスをベースにしたシックなアレッシィ。個性的なデザイ­ンを日本の家庭でアクセントにしているのを見ると、上手だなあ、と思います。

アレッシィ本社に足を運んでみようと思ったのは、そんなキッチンインテリアとの相性の良さからでした。

Realkitchen&Interior season3の記事から。マイケル・グレイブスの「バードケトル」は白を選んで、ホワイトキッチンとコーディネート。日本の家庭でも愛用されているアレッシィ。Photo=Yukinori Okamura

アレッシィは1921年創業、金属の加工で知られる山岳地帯に近い北イタリアの街に創業。一帯はエスプレッソマシーンや銀器など生活用品や水栓金具、時計の部品など細かな金属加工品の産地です。アレッシィの製品が、すみずみまで目が行き届いた品質なのは、そんな地域性も反映されています。

スイス国境に近いストローナ渓谷に近い街にあるアレッシィ本社。鋳物に必要な炉を燃やす薪のための木材が豊富に産出される山。険しい山の急流も、動力として活用されました。Photo=Masashi Ohba

デザイン大国イタリアや世界のデザイナー、建築家を起用したデザインでステンレスやプラスチック、陶器など、ほかにはない独創的なデザインが知られますが、特にリアルキッチン&インテリアで注目したいのは、建築家による大人のデザインシリーズです。

photo=Masahi Ohba

お鍋、レードル、コーヒーポットやお皿、フルーツボウル、レモンスクイーザー、ソルト&ペッパー、ブックスタンド、時計まで、、、、キッチンとダイニング、インテリア、アパレルまでを結ぶ製品が、90年の間に約5000アイテムも生まれ、そのうち約2000アイテムが世界で展開されています。本社に行くと、ずらりアレッシィの名作が、、、、長年アレッシィを追い続けてきた目には宝物ばかり!

中央にあるワインオープナー「アンナG」シリーズはあまりにも有名です。Photo=Masashi Ohba

初代から数えて4代目までが本社で働く典型的なイタリアンファミリー企業。重鎮とも言える会長のアルベルト・アレッシィさんと、甥でありデザインマネージャーのカルロ・ガスパリーニさんに話を聞くことができました。

アレッシィの魂を支える3代目、アルベルト・アレッシィ会長。
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