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Special Issue
Milanosalone2018 01

ミラノサローネ&エウロクチーナ2018

2018.05.14 キッチンジャーナリスト本間美紀

●ミラノサローネアワードに日本のサンワカンパニーが入賞

ミラノサローネアワードとは主催者と審査員による、ミラノサローネ会場で最も優れた展示に与えられる賞。10ホール以上もある広い会場で選ばれたのは3社。その中で日本のサンワカンパニーが入賞しました。他にはcc-tapisとマジス。

Photo=Courtesy Salone del Mobile.Milano Alessandro Russotti

授賞式はドゥモ(大聖堂)すぐ脇の市庁舎マリーノ宮で行われましたが、見本市のシンボルカラーの赤い光が飛び交い、緑、白、赤のイタリアンカラーのフィンガーフードが振舞われるとてもおしゃれなパーティ。

サンワカンパニーの受賞理由はクリーンでミニマルな空間を会場で提供したこと。オアシスのような新鮮な空気を提供したという理由です。ビッグキッチンが主流のヨーロッパの中で、あえて「新しいコンパクト」を提案。日本人には馴染み深いサイズのプチアイランドやキャビネットキッチンが展開される空間は、世界の目には新鮮に映ったようです。

photo=Yukinori Okamura (Realkitchen&interior)

cc-tapisはネパールで製造される質の高いラグのブランド。職人技とアートが融合した製品に触れることができる参加型スタンドでした。

photo=cctapis

日本でも人気のイタリア家具マジスはキリコやアルド・ロッシなどイタリアの巨匠からインスピレーションを受けた、おとぎ話のような開放的な空間が評価されました。

photo=magis

ミラノの総合的なレポートは次回に続きます。

Photo=Courtesy Salone del Mobile.Milano Alessandro Russotti

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取材・文 本間美紀/早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

 

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www.milanosalone.com

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