KITCHEN
MILANO PLACES TO GO 02

ミラノでキッチン&インテリアを楽しむ

2016.05.31

・2大イタリアキッチンを楽しむ

必見の2大イタリアキッチンはボッフィとミノッティクッチーネでしょう。なぜかというと、「モノ」だけてみても伝わらないのです。やはり石造りのミラノの街の中で、骨太な建築の中で一体するキッチンは、ミラノのショールームでないと感じることができません。どうしてこんなに大きいのか、しっかりとした素材を使っているのか。それはイタリアは建築の力があまりにも強いから。ボリュームある空間で見るキッチンから、軽快で使い勝手のいい日本と、建築と溶け合う美しいイタリアのキッチン、それぞれの違いが体感できるのです。

〔boffi ボッフィ〕via solferino11
ミラノサローネ期間中は、誰もが詣でる場所の一つ。ソルフェリーノ通りのボッフィ・ショールーム。ミラノ特有の回廊型の中庭のある建物の中は、キッチンやバスをめぐる空間が次々に繰り出されます。グループブランドの家具のデパドヴァが広く大きな空間なら、ここは細く長い空間をくるくると回遊するような感じです。

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ボッフィのショールーム外観。ミラノらしい光景です! ちなみにこの建物の中にはミラノで一番熱いデザインスタジオ「ディモーレ」のギャラリー(要予約)や、ドメニコ・モーリのタイルギャラリー、インテリアの小物のパオラC.のショールームもあります。
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ディスプレイもまさに最新のミラノスタイル。ラスティックヴィンテージとも言える感じでしょう。以前のボッフィはもっとミニマルでつるつるしたキッチンが多かったのですが。。
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古い建物のアーチ型の窓。鎮座するバスタブは、日本のお風呂文化とはまた違った空間です。

ボッフィ周辺のブレラ地区もまたキッチンとインテリアのショールームだらけ。ドイツのMiele(ミーレ)社の商品ギャラリーや、日本ではまだ未上陸のイタリアキッチンVAL CUCINA(バル・クッチーネ)社のショールームMAGIS(マジス)、Hermanmiller(ハーマンミラー)、FLEXFORM(フレックスフォルム)などが並びます。地下鉄ガリバルディ駅からランツァ駅あたりまで歩くのがとてもおすすめ。

〔minotticucine ミノッティ・クッチーネ〕 Via Larga4
ドゥモのすぐ裏にあるミノッティ・クッチーネはカタログの写真だけ見ても、「?」と思うほどシンプルです。一時期、モダンデコなキッチンが世界で大流行した時も、じーっとこのミニマルなデザインを守り続けてきたのが、このブランド。詳細はまた書く予定ですが今年は天然石のキッチンが多くみられ、流行の方がミノッティに戻ってきた感があります。

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入ると小さな石の建築が並んでいるよう。キッチンはどこ? そう思ってしまう人もいるかもしれませんが、そうっと扉を開けてみましょう(お店の方に声をかけてからがベストです)。中には食器棚や冷蔵庫や食器洗い機が、、、、!イタリアはインテリアに使う石の名産地。イタリア各地の美しい石材を使ったキッチンは、日本ではそうそう見られません。石目の表情を丁寧に当て込んだセンスをみてくださいね。

image-06-04-16-10-08 のコピー

ミノッティクッチーネのキッチンについては、後日じっくり紹介しますよ!

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