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amstyle:beyond the pradise
インナーバルコニーとミラーリングするように
毎年恒例のミラノサローネ。家具やデザインの世界最大のお祭りです。家具やキッチンには新しい暮らしやダイニングのヒントが発信されます。今年のリアルキッチン&インテリアはスペシャルレポート。キッチン&インテリア界の高感度女子広報・2名に、ミラノ市街で行われたミラノデザインウィークから「今年のミラノで気になったことレポ」をお願いしました。これまでもミラノ滞在経験が多い、目利きの二人です。今回はキッチンハウスの遠藤由希子さんのレポートから、ピックアップします。
●水栓はやっぱり色が気になる!
ミラノの街でショールームめぐりをした遠藤さん、水栓はやはり気になったところだそう。
「イタリアのボッフィは、ミラノサローネを取材する人が、必ず立ち寄るショールーム。素材の質を生かしたミニマルなデザインが世界的に注目されているブランドですが、そこに黒マット系の水栓を合わせる展示が増えていました。指紋もつきにくい素材感です」
「日本でもカラー水栓は最近増えてきていますが今後ますます、間違いなくキッチン水栓の質感の選択肢が増えてくると思います」 ボッフィでは水栓までも自社でデザインしてしまうほどで、キッチンと設備、素材の融合を考えたインテリア性の高いイタリアブランドです。
ボッフィではシンクと水栓も自社デザインが中心で、このキッチンモデルにはこのシンク、など、トータルでデザインが考えられています。上のブロンズ色のシンクはすごい迫力です。
リアルキッチンの最新刊でもマットブラックやブロンズカラーの水栓の新作を紹介していますので、気になる人はチェックしてみてくださいね。