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KITCHEN
Haute couture kitchen house

キッチンハウスのオートクチュール

2021.07.22 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●つくばにオートクチュール棟が完成

キッチンハウス、関東最大級の「つくばショールーム」。ここにオートクチュール棟が完成しました。キッチンハウスと言えばエバルト材を使ったフラットなデザインのキッチンが人気ですが、実は要望にあわせた特注対応もできます。その可能性を見せるのが、このオートクチュール棟です。さらにカスタムキッチンの展示も増え、合計30セットのキッチンが展示されています。

2つのモデルは「想像を超えたアイデア」を見せるモデルとして、キッチンハウス社内のベテランプランナーがさまざまな可能性を散りばめています。

最初に紹介するのはサステナブルとラグジュアリーをテーマにしたモデル。一辺が1854mmもあるというスクエアなキッチンは、4方向から使えますが、見る方向で印象が変わるというもの。約100㎡のリビングダイニングキッチンを想定してプランされています。キッチンの一部にダイニングテーブルが備わり、ダイニングレスなキッチンを提案しています。

素材はシーザーストーンの「スタチュリオ・マキシマム」というもので、流れる紋様が特徴です。木目部分はバンブーの突き板。成長の早い竹素材は、ヨーロッパでもサステナブルで新しいテクスチュアとして注目されています。オリエンタルというよりは、洗練されたミニマルな表情として捉えられています。

このキッチンは、見る角度で石目柄のかたまりのようにも、バンブーのボタニカルな感じにも見え、家具や床材の合わせ方でさまざまに表情を変えそうです。もちろんオートクチュールですから、素材のチョイスは自由自在。ぜひ相談してみてください。

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