KITCHEN
INTERIOR KITCHEN23

キッチンに光が流れる [後編]

2020.06.10 キッチンジャーナリスト 本間美紀

REAL KITCHEN & INTERIOR』では、これまでにたくさんの実例を紹介してきました。単行本『人生を変えるINTERIOR  KITCHENはこれまでの取材を集大成した1冊。家やキッチンの大切さについて考える人も多い今、連載形式でこの単行本の内容を本サイトにて無料公開いたします。その22回目。夢をかなえたインテリアキッチンのストーリーです。

My REAL KITCHEN7 : ALLURE OF LIGHT
Masae’s Kitchen

[前編、キッチン全体のストーリーはこちらから]

 

●身の丈サイズのワークキャビネット

ドイツの木工職人が金槌やペンチ、尺がねをしまう工具キャビネットをヒントに開発されたものです。大きさは高さ約1m80cmで吊り戸棚に比べ手が届きやすい。


●ストレージドアという新発想

ブルトハウプの「b2」シリーズの可動式キャビネットは名作といもいえる美しいデザイン。開くと工具箱のよう、閉めると静謐な木の箱に。両面から使えるフレーム型の収納や「ストレージドア」はブルトハウプらしい天才的な仕組み。パタパタとドアのように開閉します。収納内側の背面まで突き板仕上げ。

扉は「ストレージドア」と呼ばれる奥行のあるボックス状で、カップやキッチンツールを30kgまで収納できる。
専用の調味料コンテナがフレームに収まる。
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