KITCHEN
INTERIOR KITCHEN12

家族がつながることがテーマ[前編]

2020.05.11 キッチンジャーナリスト 本間美紀

『REAL KITCHEN & INTERIOR』では、これまでにたくさんの実例を紹介してきました。単行本『人生を変えるINTERIOR  KITCHENはこれまでの取材を集大成した1冊。

家やキッチンの大切さについて考える人も多い今、連載形式でこの単行本の内容を本サイトにて無料公開いたします。その12回目。大人気の夢をかなえたインテリアキッチン実例(第2章)を公開します。

My realkitchen02 : WONDERFULLLY TOGETHER
Junko’s kitchen

●待ってでもほしかった、世界一シックなキッチン

都内の住宅地に佇む小さな家。扉を開けるとキッチンからリビングボードまでドイツ・ブルトハウプ社のキッチンで統一された、リビングキッチンが広がります。家はハウスメーカーのシンプルな既製モデルですが、キッチンは〝世界一シックなデザイン〞を選びたかったという順子さんです。

「大学で建築を学んで、住宅やインテリアに関わる仕事をしました。家具や床材など一流の質感のものに触れる機会があり、毎日使うキッチンは絶対にいいものにしたいと思っていました」

ポイントは予算のバランスです。箱である住宅は若い世代向けに企画された既製のモデルでコストを抑え、キッチンは施主支給という形でドイツのブルトハウプを選びました。ハウスメーカーの住宅は窓やドアの形やサイズに制限がありましたが、自分のイメージは思い切りキッチンで表現しています。

──リビングボードもブルトハウプでそろえているのですね。

「構造的に面白いと思い、リビングボードもブルトハウプでそろえることでデザインの統一感と浮いたような感じが出ました」

 

ブルトハウプは一般のキッチンのようにキャビネットを組むというより、 壁に耐荷重のあるフレームを設置して、その中にウォールパネルやキッチンやリビングの収納を吊る仕組みです。
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