ドイツ─街へ、市場へ出てみた

●そして国際列車でパリへ

フランクフルトで滞在していたホテルは、最近流行りのデザインカジュアルホテル。
デスクもなく部屋は狭いけど「眠る」に徹していて、清潔でおしゃれ。

くつろぎたい時や仕事をしたい時は１階のラウンジを利用して、というスタイル。バーは24時間、開いている。

何十回も通ったフランクフルトのポイントを一通り回った。そしてアンビエンテの取材も終え、私はとある朝、DBのICE（ドイチェスバーンの国際列車）でパリに旅立ったのであった。

ちょっとかっこいい風、だけど新大阪出張と同じような感じがするのも不思議。

SNSでそんな旅の徒然を見守っていてくれた人がいて、「一人旅だね。その感じ好きです」と不意にメッセージが入り、胸がギュッとした。

本当は少し、さみしかったのかもしれない。

次回に続きます。

アンビエンテ2023速報フォトレポート

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コラム＝本間美紀（キッチン＆インテリアジャーナリスト）
Text=Miki Homma(journalist）

●前回のコラム「フランクフルターキッチンで食事する」はこちら
●次回のコラム「思わぬお誘いを受けてパリへ」はこちら

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