TOPICS
ambiente2026 01

ドイツの生活デザイン見本市レポート 前編

2026.03.06

・会場内ではさまざまな企画がいっぱい

アンビエンテの特徴は、会場内でインスピレーションを与えるイベントやセミナーが充実していること。最近では視察、買い付けの時間と共に、こういったレクチャーやイベントでの学びのための時間を確保することが、見本市訪問のポイントになっているのではないかと思います。

一つの商品が存在するためには、ライフスタイルやビジネス構造の変化という文脈があります。ものも情報も世界中に溢れている時代、「なぜこれを売りたいのか」「この製品は何のために誰のためにあるのか」「生活にどんな変化をもたらしてくれるのか」を吟味して選ばなければらないと感じています。

世界の先端を行く見本市は、バイヤーの意識を目覚めさせる「エデュケーション」を重視。アンビエンテでもこの数年でアカデミーやトーク、ガイドツアーの数が充実したと思います。事前にそういった情報を調べて訪問するのを心からお勧めします。

新企画の一つが「インテリアデザイン&アーキテクチャー・ハブ」。カーテンで仕切られた空間はウルグアイ出身のカティ・シーベック氏が手がけた、クワイェットラグジュアリーな空間。

ここではインテリアデザイナーや建築家によるセミナーが開催され、ホテルやレストラン、公共施設などの建築空間と、アンビエンテで展示されている多様な製品との関係をひもづけるヒントを提供していました。食器やタオル、照明など小物に至るまで、設計者が知ることで、より満足度の高い空間が生まれるというホスピタリティ業界(コントラクト向け)の訴求です。

PREV NEXT 1 2 3

Recommend

TOP