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Milanosalone 2023

ミラノ国際家具見本市2023速報

2023.04.28 キッチン&インテリアジャーナリスト 本間美紀

⚫️大きなホール再構成が大成功

ミラノサローネ国際家具見本市は前回より15%増の30万7418人が来場し4月23日、大成功に幕を閉じました。37カ国から2000を超える展示が行われました。

コロナ禍でイタリア国外からの来場者が減っていた中、今年は65%が国外からの来場。お待ちかね、、、、というように多くの人がイタリアに飛んだのです。日本からも昨年までは出張を控えていた多くの人が、ミラノサローネを訪れました。

ということでミラノサローネ国際家具見本市(以下ミラノサローネ)で何が起こっていたのか? 全体を俯瞰した速報をお届けします。

まず今年の大きなトピックスはパビリオン編成が大改革されたこと。地下鉄駅に近いパビリオン2&4から、人気ブランドの顔ぶれを次々と揃えていく大改革です。

たとえば最初に現れるのは来場者の誰もがまずは訪れるカルテル。

カルテル

日本ではすっかりイタリア家具のトップブランドとなったモルテーニ。

モルテーニ

そして今回、B&Bイタリアとのブランドの差別化をねらって出展し、注目を集めたマクサルト

マクサルト

ザノッタやマジス、エドラ、ノル、アルペールなど、イタリアや世界のメインブランドが次から次へと現れます。

アルパー

総合力のあるブランドだけが参加できる「S.プロジェクト」もパビリオン2。カリモクとマルニ。日本のツートップが出揃い、日本ブランドの存在感に安心します。

カリモク
マルニ

コロナ禍を機に開発された専用アプリを使うと行きたいブランドの小間位置や新作情報、コンタクトにすぐアクセスでき、とても便利でした。とはいえ、大混雑の会場ではWi-Fiが効かなくなることも多々ありますが、あらかじめアプリにチェックしたいブランドをまとめておくと便利と痛感しました。

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