ミラノサローネの名士達

●大忙し！新代表のミラノサローネ

開催前夜から、何人マリアがいるのかというくらいの忙しさ。スーパーサローネが唯一、市内で連動したのがイタリアモダンデザインの殿堂トリエンナーレです。

開催の前夜祭はトリエンナーレの庭で音楽のイベント共に開催され、出展企業が交流しました。
（入場時にグリーンパスの提示が義務、イタリアでは取材の時点では屋外の食事ではマスクの着用が義務付けられてない状況でした）

今回の開催にはイタリア大統領と関係各所の協力なサポートがあって実現しています。初日にはイタリア大統領のセルジオ・マルタレッラ氏が視察に訪れました。

「2021年のイベント計画は、まずイタリア政府閣僚評議会議長（首相）に報告され、その後、イタリアの全ての関係機関と地方自治体に報告され、長期的なパートナーであるフィエラミラノと共有されました。今後、国際的に有名なキュレーターの手に託されてコーディネートされ、中核的な役割を担うミラノサローネの重要性を認識している経済的・社会的基盤と結びつき、具体的な活動を強化することに努めます」（2021年４月に発表のプレスリリースより）

トーク会場でもサスナビリティについて識者とディスカッションするなど、日々、あちこちで若き新代表が走り回っていました。