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Special Issue
With Lakeside View

湖畔の慎ましいわが家

2024.08.09 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●夫婦で料理するからわかりやすいルールを

三食をともにし、片付けまで一緒にする二人。キッチンの脇には建築側の工夫で大きなオープンパントリーを造りつけました。扉を開くと家電やストック食材が一目でわかります。

引き出しも広く浅いタイプを多めにしました。キッチンツールも1か所の引き出しにまとめておくことで、片付ける時も夫婦でわかりやすくなっています。

食器類は食器洗い機のすぐ脇の引き出しにしまえるので、無駄な動作がありません。間口2900mmと標準的なサイズのキッチンですが、二人の熟考熟慮が、キッチンをとても作業しやすい場所にしているのです。

こういった細かな要望に応じられるのが、キッチンハウスのフルオーダーシステムです。ほぼ毎日、食後の片付けまで夫婦で一緒にする、という二人の息のあった姿が目に浮かびます。

実は収納で「なるほど!」と思ったのはこちら。ビルトインオーブンの上のお鍋キャビネットです。長年のキッチン取材でもお鍋の定位置はコンロの下の大きな引き出し……ということが多かったのですが、まりさんは目の届きやすい位置に、フタまでセットして並べました。かがんでお鍋を持ち上げ、フタを探し……ということもありません。サイズも見やすくなるほどな、と思いました。

凝った収納をつくらなくても、自分自身の好きなやり方を貫くと、シンプルでとてもスムーズに「こと」が進むということがわかりました。

Supported by kitchenhouse

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